04 予防接種の種類とタイミング

犬の予防接種の種類とタイミングをご紹介します。

予防接種は大事ですが必須ではない予防接種も存在します。
主治医とよく相談の上、接種してください。

また、予防接種後に体調を崩す子がいます。
予防接種後は運動を控え(軽い散歩ならOK)、一日程度注意深く様子を見てあげてください。

他に、予防接種ではないですが、草むらを散歩する子にはノミダニ避けは必須です。

予防接種

狂犬病予防接種

生後91日以上の犬は、毎年1回狂犬病予防注射を受けることが法律で義務付けられています。

(1)各自治体主催の集団接種(年に1回、4月〜6月)
(2)動物病院でいつでも

接種を受けることができます。

子犬のワクチン接種

子犬は授乳によって病気への抗体を母犬から受け継ぎます。

ですが、母犬からの抗体は生後40日~150日で消滅します。
そのタイミングで子犬自身が抗体を持つようになっているかどうかはわかりません。
なので子犬はワクチン接種が必要になります。

<ワクチン接種のタイミング>
生後6~8週間に1回目を接種します。
その3~4週間後に2回目を接種します。
さらにその3~4週間後に3回目を接種します。

初めてのお散歩タイミングについて
2回目のワクチン接種から2週間後が安心なお散歩デビュー時期だと言われています。
ワクチン接種から免疫効果が発揮されるまで1〜2週間かかるからです。

成犬の混合ワクチン接種

狂犬病以外の伝染病を予防するワクチンです。

2種混合ワクチン(犬ジステンパー、犬伝染性肝炎)から3種、5種、7種、9種とあります。
主治医とよく相談の上接種してください。

年に一度の接種となります。

フィラリア予防接種

蚊が運ぶ恐ろしい病気フィラリア。

予防接種(年1回)か飲み薬(月1回)で感染を予防します。

予防薬

ノミダニ予防薬

ノミダニはあらゆる病気のもとになるだけでなく、人間にも寄生します。
野外をお散歩する子にはノミダニの予防は必須です。

他犬からも移りますので、草むらに入っていない子にノミダニが着くこともあります。
とはいえ、ノミダニ予防薬はお薬を首筋に垂らすだけで効果がありますので予防・駆除は簡単です。

次の記事へ