01 意外と多い!? チワワの探し方

チワワをお迎えするにはペットショップでの購入以外にも方法があります。
具体的なメリット、デメリットを挙げてご紹介していきますね。

初めてチワワを飼う方には、
お迎えした後も直接アドバイスをもらえたり、お世話用具についても相談できるブリーダーからの購入をおすすめします。

既に飼育経験があったり、多頭飼いを検討されている飼い主さんには、転勤等の事情で飼えなくなった子を引き取る里親お迎えや、保健所や保護団体で保護されている子を引き取るのも良いかもしれません。

ブリーダーから購入する(初めての方向け)

初めてのお迎えの方の場合、ブリーダーの存在に馴染みが無いため少し不安に思うかもしれませんが、実はとてもメジャーなお迎えの方法です。

と言いますのもブリーダーはペット飼育・繁殖のプロです。
ペットショップに仕入れている子犬も、元はブリーダーから引き取られてきた子です。
ブリーダーは常日頃からたくさんの犬の飼育をしているため経験豊富ですし、個人間のつながりができるため購入後の相談もしやすいです。

また、ブリーダーの主催でその犬舍出身の犬たちが集まる会を開催しているところも少なくありません。かわいい我が子の兄弟犬や両親犬に会えるのも楽しみですよ!

メリット

良いブリーダーから引き取る子は母犬からの愛情をしっかりと受けています。
また、兄弟犬との集団行動を通じ社交性も学んでいます。

しばらくは新しい環境に戸惑うでしょうが、飼い主さんからの愛情を感じるとすぐに順応できるでしょう。
また、金額的にペットショップより若干低額でお迎えできるケースも多いです。
加えて、その子の両親や両親の写真を見れる事が多く、その子が成長してからの容姿・身長の参考になります。

デメリット

犬に対して愛情の無い、悪質ブリーダーにあたってしまうことがあります。
特に、狭いスペースで繁殖を行っているブリーダー、インターネット販売専門のブリーダーではないか気をつけてください。

※ 2013年9月の動物愛護管理法の改正により、ペットの販売にあたってペットの直接確認と対面説明が義務化がされました。 インターネット販売専門の業者は動物愛護管理法に違反しています。

少しでもおかしいな。と感じたら決して買い急がないでくださいね。

ブリーダーからの購入の場合、
(1)ブリーダーのお宅に伺って実際に会い信頼できるブリーダーか判断し
(2)子犬の居住スペースを自分の目で確かめ
(3)その子の性格、気をつける事等しっかりとお話を伺ってから

引き取ることをおすすめします。

また、引き取り時の、
・生体保証(引き取ってから数ヶ月以内の病気や死亡を保証)
・ワクチンの接種履歴

のチェックは必須です。

ペットショップで購入する(初めての方向け)

一番有名な方法です。
ペットショップに出向き、見た目、性格が合いそうな子をお迎えします。
なかでも、市場を通さずブリーダーから子犬を直接仕入れる提携ペットショップがおすすめです。
ブリーダーとしっかり提携する事で良質な子犬を数多く集めることができる上、兄弟犬、親犬も確認できます。

メリット

ペットショップの子たちは、嬉しい事、楽しいことが人との接点のみで起こる生活をしていますので、人好きで人なつこい子が多いメリットがあります。
加えて、ショップの持つネットワークで、希望のサイズ・毛色・性別の子を確保してもらえることも。

デメリット

小さい頃から家族と引き離されているため集団行動に慣れておらず、家族との上下関係の把握やしつけに時間がかかる場合があります。
ショップによってはその子の両親の写真が見れないこともあり、成長してからの容姿やサイズに目処がつかないこともデメリットですね。

気をつけること

悪質業者が存在します。
特に知識や経験の少ないアルバイトがメインで店舗運営をしているショップには要注意!
ケージの清掃具合や店員の知識、引き取り時の生体保証(引き取ってから数ヶ月以内の病気や死亡を保証)や、ワクチンの接種履歴などをチェックしましょう。

里親になる(飼育経験者向け)

チワワを飼育している飼い主の転勤や、家族の健康状態の変化等で愛犬を手放さざるを得ない状況になった場合に里親を募集するという選択をする飼い主さんは意外と多いです。
里親募集サイトを検索してみると、その数に驚くかもしれません。

引き取りの条件を見て行きますと、その多くは無料もしくは小額での譲渡となり、金銭的な負担は小さいですが、多くは成犬のため新しい環境と家族になれるまで時間がかかることがあります。

また、引き取りの条件として「一人暮らしではない」「飼育経験がある」「先住犬がいる/いない」「面接が必要」「引き取り後、定期的な連絡が必要」等、新しいお家でも幸せになって欲しい飼い主さんによって様々です。

引き取りの条件や犬の状態をよく見てから里親の申し込みをしましょう。

メリット

泣く泣く手放すことになった子に新たに家庭を与えてあげることができます。
その子の好みのお世話グッズごと譲渡してもらえることも少なくありません。

デメリット

前の飼い主さんを慕って逃げようとする等、意外な行動を取ることがあります。

保健所・保護団体から引き取る(飼育経験者向け)

保健所や保護団体にて保護されている犬を引き取ることも視野にいれてはいかがでしょうか。
一定期間内に引き取られなければ殺処分されてしまう小さな命を救うことができます。

保健所・保護団体からの引き取り、いずれの場合も若干の手数料が必要です。

ただ、多くの場合は成犬です。
新しい環境と家族になれるまでに時間がかかることがあります。

メリット

人間の都合で消されてしまう小さな命を救うことができます。

デメリット

心や体に傷を負っている場合があり、初心者には扱いが難しい場合があります。

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