05 お迎えした日はこんな感じ

やっと愛犬をお迎えした日。

お迎えまでがどれだけ大変だったとしても、新しく加わった家族の愛くるしさに全てが報われた気がします。

そして、今までの生活とは少し異なる「犬との日々」がはじまります。
気をつけたい事をご紹介しますね。

気をつけること

新しい環境にはゆっくりと

犬も新しい環境に戸惑っています。

慣れるまで、しばらく(2日 〜 1週間程度)は構いすぎずに、サークルの中での生活をメインにしてあげてください。

子犬の場合、疲れをコントロールできないため、飼い主さんが遊び時間もリードしてあげる必要があります。
その子の体格や体力にもよりますが、15分〜30分ほど遊んで、サークルの中に2〜3時間ほどが目安です。

また、子犬の場合、おしっこの間隔がとても短いです。
最初が肝心ですので初日からトイレトレーニングをはじめていきましょう。
詳しくは次の項目でご紹介します。

また、成犬の場合しばらくは新しい家族に迎え入れられたという気持ちにはならず、「前の家に帰りたい」という気持ちで過ごしますので気長に待ってあげてください。

子犬、成犬のいずれの場合も、しばらくは抱っこすることや、人間の子どもとの接触は控えてください。

トイレトレーニングは初日から

トイレトレーニングは初日から、まずは室内でのトレーニングから開始します。

くんくんと辺りを嗅ぎ回り、そわそわしだしたら排泄の合図です。
ゲージに閉じ込めシートの上で排泄できたら思いっきり褒めてあげてください。

子犬のうちは失敗してもあまり叱らずに。
おしっこをいけないことだと勘違いすると大変です。
おしっこの回数が多い = うまく出来た時に褒めるチャンスが多い。
ですので少し気長にお世話しましょう。
ただし、失敗箇所からおしっこの匂いを消すことを忘れずに!
消臭スプレーなどを使います。

トイレトレーはなくても構いませんが、排泄時に足下をカリカリ掘ってみたり、くるくると激しく動く子もいますので、トイレトレーがあるとシートがしっかりと固定されて安心です。

危ないものは遠ざけて

電気コードなど噛んで危ないものは、口の届かない範囲に移動させましょう。
100円ショップの赤ちゃんコーナーで色々と安全グッズが購入できます。

噛んでいいものを与える

子犬は必ず甘噛みをします。
特に歯の生え始め、生え変わり時にはよく噛みます。

噛んでいいおもちゃを与えて、おもちゃを噛んでいる時には褒め、人間を噛んだ際には無視か叱ります。 なかなか覚えてはくれませんが根気よく、毎日何度も繰り返していくことで必ず学習します。

子犬の時分に甘噛みをしつけられないと、大きくなってからも人を噛む子に育ってしまいます。

お散歩は少し経ってから

お散歩は室内での生活が安定するまでぐっと我慢してください。

子犬の場合、お散歩デビュー時期の目安として、抵抗力が十分につく3回目のワクチン接種後が良いと言われています。
(社会性を学ぶためには、それよりも早めのお散歩デビューが良いとも言われていますが、自己責任で行ってください。)

成犬でお迎えした場合は、外に出た途端に前の家に帰ろうとして逃げ出す場合があります。
十分にご注意ください。

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